初めてご飯をつくったよ2006/01/08 22:51

生まれて初めての自炊:焼き豚味チャーハン+わかめスープ

1月6日(金)に引越しをして自分のアパートに移り住んだ。 一人暮らしには広すぎて大変贅沢。いつか家内と娘が着てくれることを期待してポツンと暮らすことになりそう。

6日の夜から今日まで、前任者が残してくれた主に食材と食器の整理に追われた。本当にいろいろな食材(特にインスタント系)が残されており、当面買い物の必要はなさそう。

7日(土)は、初めての休日。風邪で頭が重いので、医者にみてもらう。Dr.Lebrancという女性の先生で、千葉大で医学を勉強されたため、日本語がベラベラ。患者も全員が日本人だった。異国で、日本語で医療が受けられるとは思わなかった。

簡単な診療を受け、処方箋を書いてもらったところ50ユーロと結構高い。保険がきかないので、全額を現金で支払う。外部の薬局で処方箋をもとに薬を購入するのは最近の日本と同じ。ところが、土曜日の午後は、多くの薬局がしまっていて、うろうしているうちに処方箋を落としてしまった。

結局、近くの薬局で、薬飲み方を書いてもらった紙をみせて、なんとか薬を購入。3種類で16ユーロとこちらは随分安い。

日曜日にはお店が休みなので、スーパーを何軒か見て周り、当面の食料を揃える。何せ、自炊をしたことがないので、夕食用に何を買ってよいかわからない。お肉と適当な冷凍食品、サラダ用にすでに切ってある野菜等を購入。

今日8日(日)は、大変充実した一日となった。

まず、家では自分でやったことのない洗濯を行なう。洗濯機・乾燥機と洗剤等のマニュアルと首っ引きで何とか白物・色物の2回を行なう。一回に1時間近くかかる。また、乾燥機は縮むのが怖いので、ほんの15分程度にして、後は屋内乾し。カッターシャツはすべて形状記憶のものを持参したので、たぶんアイロンは不要。

洗濯の合間に今度は、インターネットのセット。ベルギーの電話会社BELGACOMのADSLに無線LANをセット。セットCDでうまくいったかに思えたが、最後の無線LANのSecurity設定でハング。3回試したが、うまくいかないので、あきらめてSecurityなしで接続。ご近所さんに無線LAN開放状態。平日しかHelpが開いていないので、来週相談してみたい。とりあえず、Internetがみれるようになった。Mailが変わってしまったので、友人たちに連絡しないといけない。

次は、生まれてはじめての料理。まずはご飯炊きに挑戦。前任者が置いていった米を2合、現地製の炊飯器で炊く。2~3日分のつもりで2合を炊く。米をどの程度洗うのかよくわからず、とりあえず1回だけにした(後で妻から5回ぐらい洗うと聞いた)

メニューをなんにしようかと迷ったが、前任者の使いかけのチャーハンの素「焼き豚」があったので、これにする。「とき卵」1個分必要とあり。なんのことかわからず、とりあえずしろみと黄みを混ぜた。「さっと卵をいためる」と書いてあったが、ぐずぐずしているうちに、ほとんど卵焼きになってしまった。めげずに、ご飯にまぜて、「チャーハンの素」をかけて出来上がり。インスタントのわかめスープとあわせて、豪華な昼食のできあがり。 生まれてはじめての自炊にしては上々の出来。これから、一つずつレパートリーを増やさねば。(とはいってもインスタント中心だが。。。)

初自炊の報告に妻にSkypeでTEL。Skype Outで自宅にかける。3分ぐらいは普通に話せるのだが、途中で向こうの声だけになってしまう。 ほとんど、タダだから仕方ない。久々に妻の声がきけてうれしかった。