ソグネフィヨルド2006/08/14 04:23

ソグネフィヨルド

今日はフィヨルドツアー社のロイヤル・フィヨルドツアーに参加。まず、オスロから列車でミルダルへ。約5時間だが、景色がいいのであまり飽きない。ミルダルは豪華客船の寄航地にあたり、ここで一泊して自然を楽しむのも一つの方法。

ミルダルでフラム鉄道に乗り換える。フラム鉄道は山岳列車で、20キロを900メートル下りながら1時間でフラムへ向かう。途中険しい渓谷や、森や谷を見ながらすすむ。大きな滝のあるラインウンガで列車は停車。滝を眺めていると、音楽が聞こえてくる。滝の前の崖上で女性が音楽に合わせて踊っている。ちょっと演出のしすぎ。

今回のフラム鉄道は、十分な検討もなく席を決めたのがたたった。進行方向に逆向きのうえ、窓の開かない席に座ってしまった。折角の景色も直接撮影できずがっかり。帰路もまたこの列車に乗るはずなので、つぎは進行方向右むきで窓の開く席にすわりたい。

この列車には、日本人観光客が大勢のっている。お盆の時期だからか。客層は中年の女性のグループと、カップルおよび子供づれ。一人旅は少なく、なんとなく寂しい。

フラムで高速ボートに乗り換え、世界最長で最も美しいと言われるソグネ・フィヨルド経由でベルゲンへ。250キロを5時間かけて進む。クルーズ船は相当なスピードがでる。天気は曇り、時々日がさす。気温は25度前後か?雨と寒さを覚悟していたので、御の字。

フィヨルドは確かに美しいが、5時間も乗っていると同じような風景に流石に飽きてくる。それでも、シャッターチャンスを逃すまいと5時間ほとんどデッキで過ごした。フリースの上にマウンテンパーカを着込んだ重装備が役立った。最初は対岸や島の写真をとっていたが、そのうち時々日がさす空と雲の写真が多くなった。

ベルゲン到着は21:00。だんだん暗くなるなかでホテルを探す。少し迷いながら今日の宿泊地ベルゲントラベルホテルへ。一泊625NK。ツアーの中で一番安いホテルを選択。バーの上にあるが、そんなにうるさくない。ただし、窓を開けていると隣近所のレストランのテラスからの声が聞こえる。すぐ前の道を上がるとヨハネ教会がライトアップされて美しい。