ワロン地方の古城2007/06/30 23:16

今日は出張者とともにベルギー南部のワロン地方の古城めぐり。ベルギーに住んで1年半になるが、はじめてこの地方にでかけた。

まずは、アンヌヴォア城を訪問。ここは庭園の美しさで有名。城のほうは今は使われていない。庭園には豊かな緑といたるところに水路がめぐらされており、方々に噴水がある。とてものどかで癒される。ゆっくりとここで散策。

ここの清流にはマスが泳いでいて、昼食にこのマスを頂いた。日本のマスの料理に似ていて、醤油までだしてくれたのには驚いた。

つぎに訪れたのは、ディナン。ここは、ムーズ川に面した小さな町。シタデルと参事会教会の風景で有名。また、この町でサクソフォンが生まれた。

次に訪問したのはヴェーヴ城。この城は大小4つの塔を持つ優美な外観をもつ。この城はフランク王国にまでさかのぼる由緒ある歴史をもつ。今日は結婚式で城そのものが借り切られていて中に入れなかったのが残念。

最後に訪れたのは、フレイール城。こちらは、戦いを前提としたお城ではなく、貴族の居城として建てられた女性的な優美さをもつ。館の内部には1674年にフランス王ルイ14世が泊まったという部屋がある。

この城の売りはしかし、庭園。古典様式にのっとったもので、ワロン地方で初の世界遺産にもっとも近いといわれている。庭園は庭木が幾何学模様の垣根に刈り込まれている。

これだけの城を回ったところで、今日は時間切れ。まだ半分程度しか城をみることができなかったので、是非再度訪れてみたい。