ブルージュ2007/09/15 23:03

今日は日本からの出張者2名と一緒にブルージュへ。

ブルージュは今回で4回目ぐらいだが、何度いってもよい所。

ブラッセルを8時に出発して、約1時間半でブルージュに到着。駐車場に車を止めてまずは、マルクト広場へ。まだ朝が早く、広場は閑散。ここはヨーロッパでも5指にはいる美しい広場とのこと。世界遺産に登録された旧市街の中心部。

当然次は、マルクト広場で一番目立つ鐘楼に登る。まだ人が少ないので問題がなかったが、366段の螺旋階段は随分狭い。

塔の最上部からは、ブルージュの街並みが一望できる。また、10時には耳元で47個の鐘(カリヨン)の音を聞く。

次に訪れたのは聖血礼拝堂。12世紀に十字軍が持ち帰った「聖血の遺物」が納められている。ただし、これは金曜日にしか見れない。

礼拝堂は2層になっており、上部はゴシック様式。下層は納骨堂となっている。

今日はここで結婚式が行なわれるようで、花嫁がクラッシックカーに乗って登場。

ブルグ広場の回りを納骨礼拝堂、市庁舎と公文書館、旧裁判所が並ぶ。

ここで、目の前にあった船着場から運河クルーズに乗船。川の上からブルージュの街並みを見上げる。船長は仏語・蘭語・英語の3ヶ国語で説明してくれたが、早すぎてちっともわからない。また、船のスピードも速すぎて、ゆっくり景色を眺め、写真を撮る余裕があまりなかった。以前にも乗ったのだが、こんな感じではなかったような気がする。

運河クルーズを終えてから、グルーニング美術館に入る。ここは自分もはじめて。フランドル派の絵画が多く展示されている。写真撮影は許されていない。

次に訪れたのは、メムリンク美術館。ここは、12世紀の聖ヨハネ施療院の建物を利用したもの。昔の病院の資料も展示されている。勿論、目玉はメムリンクの作品。ベルギー7大秘宝の「聖ウルスラの聖遺物箱」が有名。ここも写真が撮れない。

次に向ったのはメムリンク美術館の向かいの聖母教会。ここでは、ミケランジェロの「聖母子像」見物。また、パイプオルガンも美しい。

ここで、お腹が空いたので、立ち並ぶ軽食店でピザトーストを購入して、「愛の湖公園」で白鳥と鴨をながめながら、昼ごはんとした。

お腹を満たした後は、世界遺産のベギン会修道院を訪ねる。林の中に静かにたたずむ修道院は、多くの観光客が訪れているにもかかわらず、静粛さがただよう。前回春に来たときには、芝生に水仙が咲いていてとてもきれいだったが、秋の花はないようだ。

次に、ダイヤモンド博物館・ビール博物館に入ろうとしたが、グルーニング美術館で買った5箇所の博物館に入れる入場券が使えないと知り、断念。折角買ったのに、ちっとも使えるところがないことにがっかり。

最後に訪れたのは救世主大聖堂。ここでは、17世紀のオルガン、18世紀のタペストリー等が有名。

約5時間でブルージュの主要ポイントを網羅することができた。朝は閑散としていたが、12時過ぎぐらいからは多くの観光客でごった返してきた。特に運河クルーズには長蛇の列。

まさに早起きは三文の得を地でいった今回の観光だった。