カイロ4日目:ギザのピラミッド2008/04/06 23:46

スフィンクスとクフ王のピラミッド

今日はエジプトでの最終日。午後からブラッセルに移動。

午前中を使って、他の会議参加者3名とともにいよいよギザのピラミッド見学へ。今回は会議のホストの好意で、ミニバスを出してもらい、ピラミッドの近くまで車でいくことができて大変助かった。

7時にホテルを出発して、8時前にギザのピラミッドに到着。8時から門が開くということで、多くの観光バス等とともにゲートで待った。8時にゲートに向かったのはやはり日本人観光客の団体。ヨーロッパで朝一番に観光しているのは間違いなく日本人の団体客。

さすがに朝一番だけあって、ピラミッドの周りは閑散。まず不可能だと思っていたクフ王のミラミッドの中まで入ることができた。内部は狭く天井の低い階段をスクワット状態で上っていく。100メートルの坂道を登ると空洞に出る。ぽかっと空いた空間。ただそれだけ。あっけにとられる。

帰りは、そろそろ増えだした観光客と狭い階段をすれ違う。往復で15分ぐらいだったが、これが込み出したら40分はかかるという。

ピラミッドを出た後、トイレを探したら有料トイレが数軒あった。いくらかと聞いたら「あなた次第」といわれあきれてしまった。トイレに着てまで価格交渉をしなければならないことにうんざり。

クフ王のピラミッドを見た後は後ろに周って、太陽の船博物館を見学。1954年に発見された「クフ王の船」と考えられる木造船を展示。死後のクフ王が天空を旅するときに使う船だそうだ。石の下から発見された船は数万のパーツに分かれていて、復元するのに14年かかったとのこと。43メートルの船は圧巻。4500年も前のものとは思えない。

博物館を出ると、観光用の駱駝引きたちがてぐすね引いてまっていた。自分としては、お金の交渉がいやで乗るのをためらっていたが、ガイドをしてくれたエジプトの人が自分が交渉してあげるからといって、駱駝に乗った写真を撮らせてくれた。しかし、エジプト人同士でも結構交渉にとまどっていたうようだ。これが、自分だけだったら完全にカモ状態。

その後、カフラー王のピラミッドをみて、3つのピラミッドが見える高台まで連れて行ってくれた。なかなかの光景。曇り空だったのが残念。この時期は砂嵐の多いときなので、まだましなほう。

最後は、スフィンクスへ。ちょっと小さいのでびっくり。しかし、ピラミッドをバックにしたスフィンクスはやはり絵になる。

当初、ピラミッドをさっと撮影して帰ればよいと思っていたが、2時間半もかけてじっくりピラミッド見学をすることができ、一堂大感激だった。

11時にはホテルに戻り、温水プールでひと泳ぎした後、ブラッセルへの帰途についた。