ツェルマット5日目:アレッチ氷河 ― 2008/08/14 23:46
今日は天気がよければ、再びゴルナーグラートに登り、逆さマッターホルンの撮影を考えていた。朝、起きてみると外は曇り。ただ、インターネットのライブヴューを見ると、ゴルナーグラートは徐々に晴れてきている。かなり迷ったが、少し雲があったので、前回の撮影時とそんなに変わらないと思い、今回はあきらめることにした。
その代わり、今日シャモニーに移動する前に、アレッチ氷河を訪れることにした。アレッチ氷河は、ツェルマットから約2時間のフィーシュという町にある。9時発の氷河急行がこの町にとまってくれる。もう一本早い列車に乗ることもできたが、折角なので氷河急行でいくことにした。ただ、この列車は特別にフィーシュに止まるということで、スイスパスを持っていても追加料金を徴収されてびっくり。
フィーシュの駅からアレッチ氷河全体が見える展望台のエッギスホルンに向う。ここへは2本のロープウェーを乗り継いで上がる。標高2869m。さらに氷河がよく見えるエッギスホーンの頂上へは、歩いて20分。アップダウンのガレ場。特に登りではさすがに標高3000m近いため、息が上がってしまった。今回のスイスツアーで唯一、高所訓練になった。
エッギスホルン頂上からの景色はすばらしい。遠くにアイガー、メンヒ、ユウングフラウヨッホが見える。残念ながらユングフラウだけが雲に阻まれてみえなかった。
再びロープウェーでくだり、13時57分発の列車でフィスプへ向う。フィスプからジュネーブ方面の列車に乗り換え、マルティにで下車。ここで再び列車を乗り換えてシャモニー・モンブランに向う。この路線はアルプスの山間部を走る山岳列車。高所を走る列車には、左側に座るととても景色がよい。17:33にシャモニー・モンブランに到着。
到着したらすぐに、観光案内へ。ここで、明日/明後日の活動について、日本語コーナーでリコメンデーションをもらった。残念ながら明日は1日雨とのことで、モンタンヴェールへ行くことを進められた。チャモニー・モンブランのハイライトであるエギュー・デュ・ミディは天気の回復が見込まれている明後日に賭けることにした。
ホテルは、ホテル・アルピナ。3星ながら、かなり大きなホテル。後で、日本人観光客がバスで乗り付けてきた。
夜は町のレストランで、一番安い定食を食べた。元は12ユーロなのだが、水とコーヒーを頼んだら、結局20ユーロとなった。
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