シャモニー・モンブラン1日目 ― 2008/08/15 23:03
今日は、シャモニー・モンブランの初日だが、残念ながら雨。昨日、インフォメーションデスクで聞いた雨の日の訪問先として、モンタンヴェールとメール・ド・グラスを訪れた。
まずはモンタンヴェール駅で、2日間有効のマルチ・パスを購入。53ユーロと高価だが、シャモニー・モンブランのリフトに乗り放題であり、2つのリフトに乗ればすぐに元がとれる。
モンタンヴェールへは、赤い登山列車に乗って林の中を縫いながら登っていく。終点の駅からは、メール・ド・グラスと呼ぶ氷河の海を臨むことができる。展望台の近くは茶色で、もう氷が溶けてしまったのかと思ったが、よくよくみると20メートル程度の雪の壁が見えた。単純に、表面が土で汚れているだけのようだ。
残念ながら雨が降り出し、ガスもでていて、景色としては最高の状態ではなかった。ヴューポイントまで、ハイキングを考えていたが、この天気のため諦めた。代わりに、氷河までおりて、氷の洞窟を見学した。
一旦、ホテルに戻り、次の計画を練る。グラン・モンテ展望台か、ツールでのハイキングかで迷ったが、折角マルチ・パスがあるので、標高の高いグラン・モンテを訪れた。
観光案内所でもらった、ゲスト・パスで無料となるバスで、グラン・モンテに向う。リフトに向ったが、ほとんど人がいない。結局、山くだりをするマウンテンバイクを持った4人組と一緒にロープウエイに乗り込んだ。彼らは、乗り換え駅のログナンで降りた為、たった一人で次のロープウェイでグラン・モンテの展望台に上った。なんと、途中で雨が雪に変わったのでびっくり。標高3275mの頂上には新雪が10センチほど積もっていた。残念ながら、雪とガスで折角の景色はほとんど見ることができなかった。帰りのロープウェイも1人だった。
ここで、今日の予定は終了。町を少し散歩し、山岳博物館を見学。そこでもらったチケットで、別の場所で実施していた氷河に関する展示もみた。最後に、ウィンドーショッピング。大好きなアウトドアショップが沢山あり、買いたい衝動を押さえるのに苦労した。
夕食は、たまたまシャモニーを訪れていた会社の同僚と待ち合わせて地元の料理のレストランへ。中に入るなり、かなり強いチーズの匂い。皆、フォンデューやフォマージュ等のチーズ料理を食べている。我々は、21ユーロのメニュー料理を注文。自分のものはソーセージ・ポテト・野菜を煮たものを注文。量が多すぎたが、味はとてもよかった。
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