メディカルクリニック2008/03/01 23:18

今日は朝、メディカルクリニックに出かけた。持病の皮膚炎の治療のため。尋常性乾癬という頑固な皮膚炎で、アトピーのようなもの。先月初旬にロシアに出張した際に、いつもつけている薬を忘れたのが、きっかけで大幅に悪化してしまった。ステロイド系の薬をここ数年使っているので、使用を止めたとたんにリバウンドが出たようだ。ひどくなりすぎて、スポーツクラブに逝くことも憚られるようになってしまった。

日本に帰るたびに、3か月分の薬をもらってくるのだが、一向に直らない。この皮膚炎は遺伝性のもので、完治はしないらしい。

あまりにもひどくなったのと、他の薬をためすために、今回メディカルクリニックを予約。こちらのクリニックは事前に予約が必要。他の皮膚科医をあたったら、1ヶ月以上先の日程を言われびっくり。今回自分がいったのは、比較的予約がとりやすかったため。

若い女性の先生にみてもらい、薬を処方してもらって、一カ月後の再診を予約。このクリニックでは、予約日の書かれたカードをくれたのでびっくり。

ベルギーの医療システムは、最近の日本と同じで、医者と薬局が完全分離。処方箋を書いてもらって薬屋に買いにいく。なぜかブラッセルには薬屋の数が多い。

無事、薬も買うことができたので、1ヶ月間試して様子を見たい。すこしでもよくなるといいのだが・・・

コート・ダジュール2008/03/02 23:48

カンヌの海岸

今日は明日からのニースでの会議に備えて移動。折角なので、朝の飛行機で早めについて、午後はニースを簡単に周ることにした。

11時ぐらいに飛行機がつき、空港から直接ニースのシャガール美術館に直行。一緒に着いた会社の仲間2名も行動をともにした。美術館までは10分程度だったのに40ユーロもタクシーでとられびっくり。さすが、金持ちの集まる観光地。

シャガール美術館は、シャガールの「聖書のメッセージ」の大作12点が収めてある。いずれもインパクトのあるすばらしい作品。これだけを見て、ここまで来たかいがあったと思った。

その後、歩いてマティス美術館へ。こちらは、マティスの68点の絵画・グアッシュきり絵、236点のデッサン等が展示してある。シャガールに比べるとより現代的で自分には今一歩感覚があわない。

その隣にあるシミエ・フランシスコ会修道院を訪れ、その後南下して旧市街まで歩いた。旧市街は日曜日で多くの店がしまっていた。一方で、海岸沿いの大通りではカーニバルのようなパレードが行なわれていた。

ニースの海岸ではさすがに、まだ泳げないのだが、それでも服をきたまま日光浴をしている人たちをみかけた。

4時間ほどニースで過ごした後、ソフィア・アンティポリスという山の中のホテルにタクシーで向かい、チェックイン。75ユーロだったので相当遠い。

ホテルに着くなり、今度はベルギー人の同僚から、ホテルから一番近いカンヌにお茶でも飲みにいこうとさそわれた。折角だったので、その話に乗った。 夜8時からのパーティがあるため、7時にはもどらないといけないのだが、道が渋滞したため、カンヌでは30分ほどしか時間がとれなかった。

それでも、夕陽の中をクロワゼット大通りを散策できたのはうれしかった。

サン・ポール2008/03/03 23:52

サン・ポール

今日は、ニース近郊の会社施設で大きな会議があった。この会議のために数多くの人たちが何ヶ月も準備してきたもの。

無事会議が終わった後、4時半ぐらいからオプショナルツアーに参加。場所はニースの近辺に散在する鷲ノ巣村のなかで、最もポピュラーな村の1つであるサン・ポール。

鷲の巣村は、中世にサラセン人の攻撃から逃れるために相手から見えない場所に村を作ったのがはじまり。

サン・ポールは多くの芸術家に愛された村。中世の町なみがよく保存された村。城門からメインストリートには芸術家のアトリエやギャラリーが並ぶ。

ここにはシャガールのお墓がある。

2時間ほどこの中世の町の散策を楽しむ。絵になる町なみで100枚以上写真をとってしまった。後の整理が大変。

夕食前にワインのテースティングが用意されていた。飲めない身だが、初めて試してみた。5種類ぐらい飲んだのだが、完全に酔っ払ってしまった。どれがよかったのかよくわからない。

夕食は芸術家の多くが集まったレストラン、ラ・コロンブ・ドール。折角の食事だったが、お酒の酔いが回って、あまり食事に手をつけられなかった。

ジュネーブ・モーターショー2008/03/04 23:57

レマン湖

今日はジュネーブモーターショーの見学。一昨年はパリ、昨年はフランクフルトにいったので、これで欧州の3大モーターショーをみたことになる。

ジュネーブは他の2つに比べて、比較的こじんまりしている。会場は、空港から歩いていけるという好立地。

各社の車を見て歩いたが、最近はどこのメーカーもCO2に徹底的にこだわっている。もう一つの特徴は小型のSUVをどこも出してきていること。

さすがに、自動車の競争の本場だけあって、各社の進化のスピードに驚かされる。

ストックホルム2008/03/05 23:10

ボートクルーズ

今日は、明日からの会議のためストックホルムへ移動。ストックホルムは2年前にプライベートで訪問している土地。

通常ならば、雪に覆われているのだが、今年は異常で全く雪がない。車はスパイクタイヤを履いているので、粉塵が舞う。気温は5度前後でブラッセルと変わりない。

今日は、移動日のみ。夕方からいつものとおりチームビルディングの活動を実施。今回は、なんと真冬のボートクルーズ。強力なモーター付ゴムボートに完全装備で乗り込んで、高速でフィヨルドをクルーズ。とにかく寒い。なんでこんなクレージーなことを考えるのだろう。夏ならば、きっと楽しかったのにと思ってしまう。

夜は、300年前から続くというレストランDen Gyldene Fredenで食事。もともとは船員が残していた私物を収める倉庫だったとのこと。何層にもなる地下で食事。なかなか雰囲気がある。食事は魚。北欧ならばやっぱり魚がよい。

夜のガムラ・スタンを散策するのかと思っていたら、すぐにホテルに戻ってしまったのがちょっと残念。