ベルリンフィル2008/12/20 23:26

ベルリンフィル

今日は、朝会社に少し寄ってファイル等の整理をするつもりだったが、色々ほかのことに手を出していたら、結局、ファイルには手付かずになってしまった。あとは、月曜日の午前中しか残っていない。月曜日が最終出社日の予定だが、このままだと火曜日の午前中も会社にいかないといけないかもしれない。

ちょっと遅めの15:20の便でベルリンに飛ぶ。今日はベルリン・フィルのコンサートにいくことになっている。ベルリン到着は5時過ぎで、既に外は真っ暗。クリスマスマーケットにも行きたいのだが、ちょっと難しいかも。

<ブランデンブルク門>

空港からバスでウンター・デン・リンデンに向かう。バスを降りると、ブランデンブルク門が見えたので、そこまで歩いてライトアップされた門を撮影。

そこからタクシーでチェックポイント・チャーリーに近いホテル・ベルリン・ミッテへ。いつものようにbooking..comで予約したホテル。ちょっと寂しげのところにあるが、ホテルとしては悪くない。料金は89ユーロとリーズナブル。

<ポツダム広場>

チェックインを済ませ、歩いてフィルハーモニーのあるポツダム広場へ。ポツダム広場の地下鉄駅前はクリスマス・マーケットが出ていた。何と、大きな雪の滑り台まである。そんなに規模は大きくない。ここで、夕食。いつものとおり、ソーセージ。

<ソニーセンター>

さらにソニーセンターに向かうと、こちらもきれいにクリスマス飾りがつけられ、イルミネーションが美しい。特に宙にうかんだ天使たちがかわいらしい。

<フィルハーモニー>

8時からの開演が近づいたので、ベルリンフィルの本拠であるフィルハーモニーに向かう。このホールは1963年に斬新なコンサートホールとして完成。観客席が舞台を囲むレイアウト。これがサントリーホールの手本にもなっている。

中にはいって、席を探すがなかなか見つけられない。かなり迷路になっている。ぐるぐる歩き回った末に座った席は、オーケストラの真正面の2階のバルコニーであり、相当よい席だった。これで44ユーロはとても安い。

<ベルリンフィル>

ベルリンフィルの今日の指揮者は世界的に有名なズービン・メータ。演目はマーラーの交響曲第3番。6楽章から成り立つ、100分のギネスブックにも載っている最長の交響曲。初めて聞く曲だったが、管楽器がすばらしく、またソプラノ独唱や合唱も入ってとてもバラエティに富んだ曲。ホルン吹きの友人がマーラーを吹きたいというのがわかる気がする。

ホールの音響もすばらしく、体が音楽に包み込まれる感じ。先月から、ウィーンフィル、ドレスデン交響楽団、ベルリンフィルと世界的なオーケストラの演奏を聞く機会を得、本当に贅沢な経験をすることができた。その中でも、今回のベルリンフィルが一番よかった。