サーリセリカ3日目:犬ぞり・クロカン ― 2008/12/28 23:36

<犬ぞりツアー>
今朝は、9時15分から予約してあった、犬ぞりのツアーにN君と一緒に参加。どのツアーも2人での料金が標準なので、N君とめぐりあったのはとてもラッキーだった。今日は曇り空で9時になっても全く明るくならない。
昨日と同じツアー会社で防寒着に着替え、雪用のブーツを着用。車でハスキー犬ファームに向かう。そこで、ハスキー犬6頭立ての犬ぞりに乗る。最初にブレーキのかけ方等簡単なソリの操作方法を聞いて、出発する。犬たちは朝の散歩がまだなのか、ものすごい勢いで加速。途中から巡航速度になる。意外にスピードがでるのでびっくり。雪の林の中を犬ぞりに引かれて走っていくのは、いかにも北極圏にやってきた雰囲気。ただし、温度は意外に高く、0度前後か。全く寒くない。
犬たちは快調に飛ばす。途中、前を走るイタリア人の女性がカーブで降り飛ばされて、雪の中に沈没。柔らかい雪なので、怪我はなし。犬たちは先にどんどんいってしまった。
我々の犬ぞりは快調そのもの。1時間程度のツアーはとても面白いものだった。ゴール直前で、なぜか犬たちがそりの反対側に進んで、前に進まなくなったのはご愛嬌。スタッフに助けてもらって、無事ゴールイン。
ゴール後、山小屋で暖かいベリージュースが振舞われた。冷えた体にはとてもありがたい。
車でツアー会社に戻ったところで、時間はまだ11時半。昼食は、昨日いったスーパーのハンバーガー。これは、おおはずれ。
<クロスカントリースキー>
クロカンのスクールは、リエコンロリホテルのラップランドサファリというツアー会社で申し込んだ。道具とコーチ付きで2時間49ユーロ。
スキーと靴を借りて、外に出てみると、申し込んでいるのは全員日本人でびっくり。多分、どこかのパッケージツアーに潜り込ませてもらったのだろう。日本人のガイドまで途中までついてくれた。
クロスカントリースキーは、カナダで1度やったことがあったので、多少自信があった。ところが、意外に難しくてびっくり。コースは国立公園の中を抜けるもので、トラックが非常に整備されている。二本のスキー・トラックに乗って走るだけなので、とても簡単。下りは、スキーにエッジがないので、すこし怖いがなれれば大丈夫。往復で4キロ程度か。
折り返し地点で、コーチが暖かいベリージュースを配ってくれた。汗をかいた後の甘いジュースはとてもおいしい。
帰路はトラックをはずれて、スケーティングに挑戦。ちっともうまくいかない。カナダでやったときは、簡単だったはずなのに。もしかして、スキーの構造が違っているのかと何度も疑った。
レンタルスキーを返却する際に、明日のためにスノー・シューをレンタル。1日12ユーロ。
<スパ・サウナ>
クロスカントリースキーが終了したのは、3時。すでに日はどっぷりと暮れている。これからの時間が長い。疲れた体をいやすために、ホリデークラブ・サーリセリカにあるスパとサウナへ。入場料12ユーロ、貸しタオル2ユーロと結構高い。スパは、温泉のようなものを期待したが、子供の温水プールみたいで、がっかり。とりあえずサウナだけ入ってホテルに戻る。
<夕食>
夕食はN君と7時にとろうと約束していたので、ちょっと時間がある。それまで、ホテルの本館のメインロビーでE-mailとブログを更新。やりながら、うつらうつらしてしまったので、部屋にもどりちょっと昼ね。
夕食は、ホリデー・クラブのレストランで。サーモンかトナカイ肉かで迷ったが、折角の機会なので、トナカイ肉を注文。やはり、心配したとおり、ちょっと臭みがある。ただ、一緒についてきたベリーと食べ合わせるとまあまあいける。
<オーロラ観測は断念>
相変わらず、一面に曇り空が広がっている。今日は、オーロラ観測に出るまでもないことはすぐにわかった。初日にとりあえずオーロラを見ることができていたので、余裕であきらめることができた。
オーロラ観察を止めると時間のすごし方に困る。とりあえず、再びホテルのサウナへ。その後、テレビをつけたら、「ナウニア王国」の映画をみた。昨日の夜は、「ラスト・サムライ」をやっていた。長い・長い夜をすごすために、フィンランドのTV番組は充実しているのかも知れない。
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