ツェルマット2日目 ― 2008/08/11 23:59
今日は、朝6時に起きて、7時10分の始発でスイス一の展望台といわれるゴルナーグラートに登山鉄道GGBで向う。この列車は朝8時ぐらいから日本人客で込み合う。午後は欧米人でごったがえすとのこと。
朝目がさめると、ホテルの窓からマッターホルンが見える。天気予報では雨の予定だったが、ラッキー。朝食を食べずに、ゴルナーグラート行きの登山鉄道の駅に向う。ホテル前の橋の上からは、朝焼けのマッターホルンが美しい。
<ゴルナーグラート>
7時10分発の始発列車に辛うじて間に合う。料金はスイスパスの割引で19フラン。ゴルナーグラートへは40分。朝一番にもかかわらず、列車は満員。マッターホルンを横目に、どんどん登っていく。
頂上駅から、展望台はすぐなのだが、さすがに標高3130m。ほんの少し坂を上がるのにはーはー・ぜーぜー。無理をすると高山病になるので、ゆっくりと登る。展望台はホテルの上。よくこんなところに高級なホテルを建てたもの。
展望台からは、360度の大パノラマが広がる。マッターホルンもほんの少し雲をかぶっているが、くっきり見える。やはり早起きは三文の得。
<ゴルナーグラート~ローテンボーデン~リフェルゼー湖>
ゴルナーグラートの展望台は去りがたいが、朝のうちしか見れないという「逆さマッターホルン」を見るために、リッフェルゼー湖に向けてハイキングを開始。
4キロほど歩いたところにリッフェルゼー湖がある。残念ながら、マッターホルンに雲がかかっていて、また、リッフェルゼー湖にも風でさざなみが立っている。急ぐたびでもないので、朝食をとりながらしばらく待つことにした。30分ほど待って、何とかマッターホルンの山頂が見え、湖面に映ったところを撮影。ただし、絵葉書でみるような鏡のような水面にはならなかった。
<リフェルゼー湖~リッフェルアルプ>
もともとは、湖を見終わったあと、すぐ近くのリッフェルベルク駅に行く予定だったが、湖の道を左に折れたのがいけなかったのか、いつまでたっても駅につかない。結局、1時間半程度歩いて到着したのが、リッフェルアルプ。途中、山羊の集団に阻まれ、しばらく待つことに。その後、ガレ場もあり、結構険しいところもあった。
リッフェルアルプに着くと、ここは別天地。リゾートホテルが建ち、テニスコートまである。ホテルの横でエーデルワイズの群生を見つけびっくり。いままで、こんな沢山のエーデルワイズを見たことがなかった。
<幻のシュトックホルン>
ここで、再び登山列車に乗り、ゴルナーグラートへ向う。目的は、ゴルナーグラートからロープウェイに乗ってでかけるシュトックホルン。ゴルナーグラートの頂上に再び立って、ロープウェイを探すが、どこにも見当たらない。どうやら、夏季はロープウェイは休業らしい。
仕方がないので、ここで昼食にした。マッターホルンと大パノラマを見ながらの昼食はすばらしい。ピザは冷えていておいしくなかったが、大好物のグラーシュスープはおいしかった。
ここから、再びリッフェルアルプへ登山列車で下山。
<リッフェルアルプ~フーリ~>
次に向ったのは、マッターホルンに一番近い展望台、シュヴァルツゼー。まずは、リッフェルアルプからフーリまでハイキング。約30分の道のり。途中、いろいろな高山植物を見かけ、立ち止まって撮影していたので結構時間がかかってしまった。フーリに向かう最後の坂は、自動車道で非常に急坂。かなり気をつかった。
<シュヴァルツゼー>
フーリからロープウェーに乗り、シュヴァルツゼーへ。ここは、マッターホルンへの登山口。風がとても強い。残念ながら、マッターホルンは雲に隠れてほとんど見えない。眼下には黒い湖(シュヴァルツゼー)。目の前にはヘルンリ稜があり、そこにヘルンリ小屋がある。近くに見えるが4キロもある。急なのぼりなので、コースタイムは2時間。登ってみたいが、マッターホルンも見えないし、時間もないので諦めた。
シュヴァルツゼーのレストランで、マッターホルンが雲の間から顔を出すのを待ちながら、コーヒーを飲んだ。結局、あきらめて下山。
山を下りると、急に雨がふってきた。ラッキーだった。食料の買出しをしてそのままホテルに戻る。今日の夕食は、テイクアウトのケバフ。
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