ブラッセルのクリスマスマーケット ― 2008/12/25 23:07
前夜は、酔いが回っていたので、10時にはベッドへ。朝7時に起きたのでなんと9時間も寝た。
今日は、ランス経由でブラッセルに戻る。地図で見たら、ほんの途中に思えたが、ランスは意外に遠く、ビッチェからは300キロ弱。そこからブラッセルへ戻ると計550キロとなる。
<ランス> ランスには11時半に到着。朝出るときには雨が降っていたが、ランスに着いた時は快晴。世界遺産のノートルダム大聖堂は青空に映える。クリスマスの日は皆、家にいるようで、本当に町は空いている。
大聖堂の中に入る前に、トイレを探すのだが、どこも開いていない。唯一見つけた有料トイレは壊れていて使えない。頼みのマクドナルドもなんとお休み。仕方なく、車に戻り、ガソリンスタンドを探してぐるぐると町を回った。結局、1時間近くもトイレを探し回った。
危機を脱して、大聖堂に戻ったところ、なんと開館時間が過ぎて、門が閉まっていた。とても残念なことをした。1時間半待てば、午後からの開館だが、ちょっとそこまでは待てないため、そのままブラッセルに向かう。
<ブラッセルのクリスマスマーケット> ブラッセルに到着し、まずは会社へ。そこで借りていた友人の車を返却し、タクシーでホテルへ。今日は、グランプラスにあるベストウェスターンのホテルに宿泊。
そこから歩いてクリスマスマーケットへ。去年もグランプラスのクリスマスマーケットに出かけていて、今回は2回目。グランプラスの市庁舎が七色のイルミネーションに映える。色々なマーケットを見てきたが、ここが一番派手な演出。その後、聖キャサリン教会前のクリスマスマーケットへ。ここも大規模。大観覧車やスケートリンク、メリーゴーランドまである。ここでは、去年食べられなかった生牡蠣を食べた。
ストラスブールのクリスマスマーケット ― 2008/12/23 23:05
今日こそ、本当に最後の最後の出社。朝、コミューンに出直して、やっとModel8(転出証明)をもらい、そのコピーを会社に提出。また、最後の帰任の挨拶をe-mailで送った後にコンピューターを返却。最後にキャンティーンで昼食をとった。
12時半には会社を出て、今日の目的地ストラスブールに向かった。40キロ、4時間をひとりで運転するのはちょっとつらい。前夜遅くまで歌っていたので、眠気がおそってくる。そのため1時間ごとにサービスエリアに立ち寄って、コーヒーを飲む。
予定どおり、ストラスブールに到着。ホテルにチェックインした後、すぐにクリスマスマーケットへ。大・小合わせて3つのマーケットをおとずれた。
ノートルダム大聖堂をバックにしたクリスマスマーケットはなかなか絵になる。メインは、プロギーユ広場のマーケット。大規模なマーケットだ。ドイツとちょっと違うのは、出店の展示品がより芸術性があること。
クリスマスツリー発祥の地であるストラスブールの有名な巨大クリスマスツリーは、クレベール広場にあった。高さ27メートルもあるという。グーテンベルク広場から大聖堂に向かうとおりにはバカラ社製のシャンデリアがつるされている。
一旦、ホテルに戻り、会社の同僚と待ち合わせ。今年の夏にストラスブールで結婚式をあげた同僚の奥さんの実家(ストラスブールの近くのビッチという村)に明日は招かれている。今日は彼らと夕食。ストラスブールでも有名なレストラン、Yvonneで食事。ストラスブールの名物料理はかなりドイツ的。
ベルリンのクリスマスマーケット ― 2008/12/21 23:47

今日は、ベルリン2日目。実は、昨日の夜のベルリン・フィルがメインイベントだったので、今日の予定は全く決めていなかった。飛行機の時間が17;10なので、結構時間がある。朝、ゆっくりと起きだして、とりあえず昨日ホテルの受付で聞いたマリエン教会のクリスマスマーケットにいってみることにした。まずはフリードリッヒ駅に出かけて荷物をコインロッカーに預けた。
<ドイツ連邦議会議事堂>
駅を出るとすぐ近くにガラス張りのドームを持つドイツ連邦議事堂がみえたので、そこへいってみることにした。前回訪問したときにはそのドームに登ることができなかったので、今回こそはと思っていた。時間は10時すぎだったが、すでに入場待ちの列ができていた。しばらく並んでいたが、ほとんど動く気配がないので、あきらめてマリエン教会に向かうことにした。
<マリエン教会のクリスマスマーケット>
マリエン教会の前には、恐らくベルリンで一番大きなクリスマスマーケットが出ている。11時からオープンするのだが、その少し前についた。屋台はまだ準備中のところが多い。クリスマスマーケットを見るのは本当は夕方、イルミネーションがきれいになってからの方がよいのだが、時間が限られているので仕方ない。ただ、朝であれば空いているので、屋台の写真はとりやすい。ここには、アイススケートリンクまである。
<ベルリン大聖堂>
せっかくウンター・リンデンまで来ているので、ランドマークのベルリン大聖堂にたちより、外観を撮影。
<国立歌劇場のクリスマスマーケット> ウンター・リンデンをさらに西に進むと、またクリスマス・マーケットがでているところに出会った。ここは国立歌劇場前。奥に進むと結構立派なマーケットであることがわかる。
<ジャンダルメンマルクト>
折角、近くまできているのでベルリンで一番美しい広場といわれるジャンダルメンマルクトに向かう。すると、ここにもクリスマス・マーケットが出ているのがわかった。こちらは、屋台というよりテントが立ち並んでいる。なんと入場料をとる。1ユーロ。中に入ってみると、意外にたいしたことはない。なんでお金をとるんだろう。
<カイザー・ウィルヘルム記念教会前のクリスマスマーケット>
最後に、もうひとつのランドマークであるカイザー・ウィルヘルム記念教会に向かう。ここは遠いので、200番のバスを使う。
この教会は、1934年の空襲で破壊されたまま残されている。この前で大規模なクリスマスマーケットが展開。ここは他と異なりかなりお店が大規模。カイザー・ウィルヘルム教会をバックにするとなかなか見栄えがよい。
ここで、今回のクリスマスマーケットめぐりは終了。ベルリンには沢山のクリスマスマーケットがあってびっくり。もともと事前の下調べをしておらず、行き当たりばったりだったが、うまくクリスマスマーケットが見つかってよかった。
写真ブログはこちらへ http://4travel.jp/traveler/hirootani/album/10296759/
<会社で書類の整理>
夜7時にブラッセルに戻ったが、そのままオフィスへ。皆がいる前ではなかなかやりにくい、書類の整理を実施。明日一日でできないのではと思い、今日のうちにすますことにした。
3年間蓄積したすべてのファイルに目を通して、いらないものをどんどん捨てる。結局、ダンボール2箱分の書類をすてることになった。結局、終わったのは夜の11時。これで、明日は安心して他の残務整理にあたれる。
ベルリンフィル ― 2008/12/20 23:26

今日は、朝会社に少し寄ってファイル等の整理をするつもりだったが、色々ほかのことに手を出していたら、結局、ファイルには手付かずになってしまった。あとは、月曜日の午前中しか残っていない。月曜日が最終出社日の予定だが、このままだと火曜日の午前中も会社にいかないといけないかもしれない。
ちょっと遅めの15:20の便でベルリンに飛ぶ。今日はベルリン・フィルのコンサートにいくことになっている。ベルリン到着は5時過ぎで、既に外は真っ暗。クリスマスマーケットにも行きたいのだが、ちょっと難しいかも。
<ブランデンブルク門>
空港からバスでウンター・デン・リンデンに向かう。バスを降りると、ブランデンブルク門が見えたので、そこまで歩いてライトアップされた門を撮影。
そこからタクシーでチェックポイント・チャーリーに近いホテル・ベルリン・ミッテへ。いつものようにbooking..comで予約したホテル。ちょっと寂しげのところにあるが、ホテルとしては悪くない。料金は89ユーロとリーズナブル。
<ポツダム広場>
チェックインを済ませ、歩いてフィルハーモニーのあるポツダム広場へ。ポツダム広場の地下鉄駅前はクリスマス・マーケットが出ていた。何と、大きな雪の滑り台まである。そんなに規模は大きくない。ここで、夕食。いつものとおり、ソーセージ。
<ソニーセンター>
さらにソニーセンターに向かうと、こちらもきれいにクリスマス飾りがつけられ、イルミネーションが美しい。特に宙にうかんだ天使たちがかわいらしい。
<フィルハーモニー>
8時からの開演が近づいたので、ベルリンフィルの本拠であるフィルハーモニーに向かう。このホールは1963年に斬新なコンサートホールとして完成。観客席が舞台を囲むレイアウト。これがサントリーホールの手本にもなっている。
中にはいって、席を探すがなかなか見つけられない。かなり迷路になっている。ぐるぐる歩き回った末に座った席は、オーケストラの真正面の2階のバルコニーであり、相当よい席だった。これで44ユーロはとても安い。
<ベルリンフィル>
ベルリンフィルの今日の指揮者は世界的に有名なズービン・メータ。演目はマーラーの交響曲第3番。6楽章から成り立つ、100分のギネスブックにも載っている最長の交響曲。初めて聞く曲だったが、管楽器がすばらしく、またソプラノ独唱や合唱も入ってとてもバラエティに富んだ曲。ホルン吹きの友人がマーラーを吹きたいというのがわかる気がする。
ホールの音響もすばらしく、体が音楽に包み込まれる感じ。先月から、ウィーンフィル、ドレスデン交響楽団、ベルリンフィルと世界的なオーケストラの演奏を聞く機会を得、本当に贅沢な経験をすることができた。その中でも、今回のベルリンフィルが一番よかった。
アルテ・マイスター絵画館とシュタールホーフのクリスマスマーケット ― 2008/12/07 23:24
今日は生憎の雨。昨日見ることができなかったドレスデン旧市街を歩く。まずは、中央駅まで出て、ブラーガー通りを歩く。9時と時間が早く、アルトマルクト広場のクリスマスマーケットは、準備中で閑散としている。
そのまま、北へ進み、旧市街の中心部へ。最初に着いたのはザクセン王の居城ドレスデン城。まだ開館していない。そのまま進むと昨日夜景を撮影したカトリック宮宮廷教会と全パーオペラの前の劇場広場にでる。過去の栄光をしのばせるような建物群に囲まれる。
【ツヴィンガー宮殿】
足を南に向けるとツヴィンガー宮殿にはいる。ドレスデンのバロック建築の代表。建築家ペッペルマンの最高傑作で、アウグスト強王の時代の1732年に完成。
【アルテ・マイスター絵画館】
ツヴィンガー宮殿の北側は、ゼンパーオペラを設計したゼンパーが増築した部分。ここにアルテ・マイスター絵画館がある。この美術館はドレスデンで最も価値のあるもの。ラファエロの「システィーナのマドンナ」をはじめ、フェルメール、レンブラント、デューラー、ブリューゲルなどの傑作が所蔵されている。
外が雨でもあったので、ゆっくり2時間をかけてすばらしい絵画を鑑賞。
【ブリュールのテラス】
アルテ・マイスター絵画館を出て、エルベ川湖畔のブリュールのテラスにあがる。エルベ川の眺めがすばらしい。また、そこからみたバロック建築群もとても絵になる。
【カトリック旧宮廷教会】
再びカトリック旧宮廷教会にもどり、今回は中に入った。この教会はドレスデン・マイセン司教区の大聖堂。ザクセン州最大の教会。この教会のパイプオルガンはジルバーマン製作で有名。
【君主の行列】
カトリック旧宮廷教会から町の中に入ると、ドレスデン城の北東側の欧州最古の武芸競技場だったシュタールホールの外壁にあたる。そこにはマイセン磁器のタイルに描かれた長さ101mの「君主の行列」という壮大な壁画が見られる。
【シュタールホールのクリスマスマーケット】
シュタールホールでは、中世風のクリスマスマーケットが開かれている。売り子も中世の衣装をきていて、お店は古びた感じでつくられている。まるで、中世の映画のロケ現場のよう。アルトマルクト広場に比べて、落ち着いた感じ。ここで、また食べ物をつまんで昼食とした。
【フラウエン教会】
再び、フラウエン教会へ。中では、コンサートが開かれていた。
外は大雨。もう一つの美術館アルベルティーヌムを探したが、どうやら工事中で閉館しているようだった。
最後に、ドレスデン城に入ったが、人が多すぎたので、結局見学を止めた。そのまま、中央駅に戻り、ドレスデン空港に向かった。
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