カラオケで、ちょっとむっ! ― 2008/12/16 23:08
最近は、帰任が近づいているので、最後の機会だと思って、かなりの回数、カラオケに通っている。
今日は、いつものとおり、仕事が終わってからカラオケ屋さんへ。今日は、そんなに客の数は多くなかったのだが、一組のお客さんが大声で騒ぎながら、歌と全く関係ないゲームで手拍子を始めたため、こっちの歌が歌いづらくなってしまった。その上、タバコが苦手の自分にとって、目の前でタバコをぷかぷかされて、二重苦。
人がそれぞれ楽しむことは否定しないが、それが他人に迷惑をかける楽しみ方は不快。せっかく、出かけていっても、こんな調子で、即帰りたくなってしまった。3年間、このお店に通ったが、こんな不快な思いは初めてだった。
たかが、カラオケだが、それを楽しみに来ている人の気持ちをお互い察するべきでは・・・。文句を言って、さらに不快になるのはいやなので、あえて何もいいはしなかったが・・・
引越し ― 2008/12/17 23:28
今日は、アパートを引き払う前の最後の片付け。簡単に終わると思っていたが大違い。意外に時間がかかってしまった。
やはり、3年間も住んでいるといろいろなものがたまるもの。いちいち、立ち止まってしまうから時間がかかる。
最後は、なんでもどんどん捨てることになってしまった。
引越し その2 ― 2008/12/18 23:17
前夜は、アパートから出るために最後の引越し。結構大変。朝の3時半までかかってしまった。ちょっと甘く見ていたようだ。
また、朝、作った荷物を搬出するのが大変。航空便用の4箱と、後任者に引き継ぐもの2箱、人に譲るもの、自分で持ち帰る荷物等で、10回ほど4階のアパートと車の間を往復することになった。船便の時は、業者の人にやってもらったので、全く楽だったが・・・
夜は、ローカルが帰任する人のために、自腹でギリシャ料理をごちそうしてくれた。自分のパートナーはイタリア人、オランダ人、ドイツ人、イギリス人、ベルギー人と多種多彩。それぞれ国の個性があって面白い。
ローカルとのお別れ ― 2008/12/19 23:29
来週は、クリスマス休暇で休む人が多いため、今日がローカルと一緒に仕事をする実質の最終日。
3年間、一緒にすごしてきた仲間と別れることはとても悲しい。たまにぶつかることもあったが、自分のパートナーたちは私の立場を尊重してくれ、いつも意見を聞いてくれたのがうれしい。
優秀な人たちにめぐまれて、自分としてはそれにのっかりながら、多少方向づけをするという仕事だったので、精神的・肉体的にも随分楽だった。前回のカナダ駐在の時は、もっと自分でしてしまっていたと思う。
欧州は、本当に多種多様。特に人種による違いがとても大きい。日本から見ると単に欧州人だが、彼らは国ごとにそれぞれ、考え方が大きく異なる。その人種人種に応じた対応を考えるのも欧州で仕事をするためにはとても大事だとわかった。
本当に欧州での仕事を楽しめたのは彼らパートナーたちのおかげであり、本当に感謝したい。
夜は、再びカラオケ屋へ。前回、少し不快な思いをしたが、今回はとても楽しく過ごすことができた。働いている女性達も、日曜日から日本に帰ったり、明日が最終日の子もいて、最後のお別れをすることができた。
このカラオケ屋さんにも本当にお世話になった。単身の身で仕事ばかりだと、普通の会話をする機会がなくなってしまう。このカラオケ屋さんに通ったおかげで、他のお客さんとも仲良くなったり、お店の女の子達と世間話をしたりすることができたのが、本当に救いになった。
お陰で、随分新しい歌も覚えることができた。日本に帰って、こうゆう場所を見つけることができるのか心配。また、そんな時間の余裕があるかもわからない。会社の仲間たちと一緒に歌いにいければと思う。
ベルリンフィル ― 2008/12/20 23:26

今日は、朝会社に少し寄ってファイル等の整理をするつもりだったが、色々ほかのことに手を出していたら、結局、ファイルには手付かずになってしまった。あとは、月曜日の午前中しか残っていない。月曜日が最終出社日の予定だが、このままだと火曜日の午前中も会社にいかないといけないかもしれない。
ちょっと遅めの15:20の便でベルリンに飛ぶ。今日はベルリン・フィルのコンサートにいくことになっている。ベルリン到着は5時過ぎで、既に外は真っ暗。クリスマスマーケットにも行きたいのだが、ちょっと難しいかも。
<ブランデンブルク門>
空港からバスでウンター・デン・リンデンに向かう。バスを降りると、ブランデンブルク門が見えたので、そこまで歩いてライトアップされた門を撮影。
そこからタクシーでチェックポイント・チャーリーに近いホテル・ベルリン・ミッテへ。いつものようにbooking..comで予約したホテル。ちょっと寂しげのところにあるが、ホテルとしては悪くない。料金は89ユーロとリーズナブル。
<ポツダム広場>
チェックインを済ませ、歩いてフィルハーモニーのあるポツダム広場へ。ポツダム広場の地下鉄駅前はクリスマス・マーケットが出ていた。何と、大きな雪の滑り台まである。そんなに規模は大きくない。ここで、夕食。いつものとおり、ソーセージ。
<ソニーセンター>
さらにソニーセンターに向かうと、こちらもきれいにクリスマス飾りがつけられ、イルミネーションが美しい。特に宙にうかんだ天使たちがかわいらしい。
<フィルハーモニー>
8時からの開演が近づいたので、ベルリンフィルの本拠であるフィルハーモニーに向かう。このホールは1963年に斬新なコンサートホールとして完成。観客席が舞台を囲むレイアウト。これがサントリーホールの手本にもなっている。
中にはいって、席を探すがなかなか見つけられない。かなり迷路になっている。ぐるぐる歩き回った末に座った席は、オーケストラの真正面の2階のバルコニーであり、相当よい席だった。これで44ユーロはとても安い。
<ベルリンフィル>
ベルリンフィルの今日の指揮者は世界的に有名なズービン・メータ。演目はマーラーの交響曲第3番。6楽章から成り立つ、100分のギネスブックにも載っている最長の交響曲。初めて聞く曲だったが、管楽器がすばらしく、またソプラノ独唱や合唱も入ってとてもバラエティに富んだ曲。ホルン吹きの友人がマーラーを吹きたいというのがわかる気がする。
ホールの音響もすばらしく、体が音楽に包み込まれる感じ。先月から、ウィーンフィル、ドレスデン交響楽団、ベルリンフィルと世界的なオーケストラの演奏を聞く機会を得、本当に贅沢な経験をすることができた。その中でも、今回のベルリンフィルが一番よかった。
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