財布を落として、ヴェニス旅行を途中で取りやめ2007/05/25 23:28

性懲りもなく、またやってしまった。 一昨年の12月にタクシーの中で財布を落として以来、生涯2度目の不覚。

今回は、夕方からブラッセルを出て、フランクフルト経由でベニスに向う途中で事件がおこった。フランクフルトで次の飛行機を待つ間にルフトハンザのラウンジに入り、トイレの個室で財布を落としたようだ。トイレを出て、すぐに気づいて戻ったのだが、財布は影も形もなかった。ほんの一瞬であり、たぶん次にトイレを使用したのは多分一人だけだと思うが、本当に運が悪い。掃除のおばちゃんやラウンジの受付に聞いても何の届もないとのこと。おまけに、あせって動き回っている際に、めがねをハンガーにぶつけて、メガネの一部を壊してしまった。これを泣きっ面に蜂というのだろう。

便器に腰を掛けると、財布がポケットから落ちてしまうことがこれまでもあった。特に飛行機の中で何回もそういうことがあったが、いつもすぐに気づいて事なきを得ていた。今回は、飛行機ではなく準パブリックスペースだったのが災いしたようだ。

財布には現金300ユーロとクレジットカード2枚、銀行カード1枚、運転免許証、IDカード等すべてが入っていて、身動きがとれなくなってしまった。

このまま旅行を続けるわけにもいかず、ベニス行きのチケットをキャンセル。ブラッセルに戻りたいが、クレジットカードも現金もなく、なんともならない。不運にも、帰路はフランクフルト経由でなく、ウィーン経由だったため、チケットの変更もままならない。

思案の結果、会社の利用している旅行会社の緊急連絡して、なんとか掛け合ってE-Ticketを発行してもらうことができた。夜の10時近くで、次のフライトもないため、朝まで空港で過ごさざるを得ない。ブラッセルまで片道400ユーロ以上とのこと。

後は、クレジットカードと銀行カードをキャンセル。この連絡先は、つい先日もしかしたらと思って携帯に登録していたのがすぐに役立ってしまった。ホテルにもキャンセルを連絡。1泊分はフイ。

帰りの飛行機代も含めて、被害総額は10万円をくだらない。金額よりも折角のベニスの3日間がこれでフイになったことがもっと精神的にダメージ。本当に情けない。

一応、警察に被害届けを出した。もしかしたら、盗難で処理してくれて、現金は帰ってくるかも。海外での被害届はこれで3度目。(アメリカ:パスポート/PC盗難、フランス:携帯盗難)随分慣れてしまった。

友人から、おっちょこちょいと言われたことをまた思い出す。先週末はダウンを洗濯して大騒ぎをしたばかり。。。

パスポート・携帯とすべての手荷物が無事だったことがせめてもの救い。特に携帯があったので、色々な前後策をたてることができた。

これから、朝まで空港で過ごし、朝1番の飛行機でブラッセルに。タクシー代もないので、そこには同僚に迎えに来てもらうように手配した。

日本の妻に電話をしたら、「朝まで反省してなさい」といわれてしまった。

この3連休をどうすごすかと今後こうゆうことが起らないようにするにはどうするか、朝までゆっくり考えたい。

単純な対策としては、1つの財布を落としても、盗られてもよいように、お金とカードを分けて持っておくことだろう。旅先では、いつもそうしているのだが、旅に出かける途中まではその対応をとっていなかったのが今回の不覚。大反省!!!

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